EOS Kiss X9をレビュー&紹介！

2017年7月28日に発売されたEOS Kiss X9。

エントリーモデルとして人気を集めたEOS Kiss X7の後継機としておよそ4年ぶりにリニューアルされたモデルとなります。

現在はダブルズームレンズがついて約6万5000円で買えるので

エントリー機種の王道として愛されています。

筆者も初めての一眼レフとしてKiss X9を買いましたが、とても安く性能も良い(後ほど紹介)のでコスパ最強&初心者に関わらず幅広く使えるカメラとして扱われています。

外観

ここから外観をご紹介していきます。

前作 EOS Kiss X7との比較と 

• 【可動式モニター】
  「EOS Kiss X7」は液晶モニターが固定式でしたが、「EOS Kiss X9」は動かすことができる可動式のバリアングル液晶モニターになっています。ライブビュー映像を見ながら様々な角度で撮影が可能です。
• 【グリップ部のデザインの変更】
  「EOS Kiss X7」はグリップ部の幅が狭く独自のデザインになっていましたが、「EOS Kiss X9」は幅が広く一般的なデザインに変更されています。
• 【Wi-Fiボタンの新設】
  「EOS Kiss X9」は新たに「Wi-Fi」機能が内蔵されたので、上面左側に「Wi-Fiボタン」が新設されています。
• 【ISOボタンとディスプレイボタン】
  「EOS Kiss X9」は上面右側の「ISOボタン」が形状変更され、その横に「ディスプレイボタン」が追加されています。
• 【高級感を高めたシャッターボタンと電子ダイヤル】
  「EOS Kiss X9」はシャッターボタンにスピン加工が施され、電子ダイヤルにローレット加工が施されました。より高級感がある形状に変更されています。
• 【カラーバリエーション】
  「EOS Kiss X7」はブラックとホワイトの2色でしたが、「EOS Kiss X9」はブラックとホワイトとシルバーの3色になりました。(ボディーはブラックのみ)
• 【少し大型化】
  「EOS Kiss X9」は背面モニターが可動式に変更されたことで、幅が5.6mm、高さが1.9mm、奥行きが0.4mm、質量は36g、の大型化をしています。しかし最軽量級一眼レフに変わりはありません。他のCanon製品と比べると本当に小さくて軽いんですよね〜。首にかけてみてもわかるのですが全くって言ってイイほど軽いのがKiss X9なんですよね。

その他の仕様

初心者に優しい設定画面

→エントリーモデルとして今回性能面で大きく変わったが、撮影時のディスプレイ画面

   です。これまでは画像（上）のような黒い画面に数字やイラストが並ぶ画面でしたが

   今作では初心者によりわかりやすくなったガイド式の設定画面を搭載しています。

 

 

高画質

EOS Kiss X9では、キヤノンの最新映像エンジン「DIGIC7」映像エンジンとは、カメラの脳的役割を果たす非常に重要な部分で、画質やノイズ処理に大きな影響をもたらします。

今回の「DIGIC7」搭載で、EOS Kiss X9は、約1800万画素であったEOS Kiss X7から大幅に増加した約2420万画素を実現しました。

そしてノイズ処理に大きく影響を与える常用ISOですが、ISO100〜25600を実現。

常用ISO25600はかつてエントリーモデルでは実現できなかった領域だけに暗い場所に強いカメラと言えるでしょう。

総評

これまでEOS Kiss X9をご紹介してきましたが、EOS Kiss X7からの進化が感じられる

とても優秀なモデルだと思いました。

2420万画素の高画質、撮影時に付けれる豊富な数のフィルター、Wi-FiやBluetooth機能の搭載で手持ちのパソコンやスマートフォンに簡単転送、世界一最軽量ボディーなど魅力的な機能がたくさん詰まっているカメラだと感じました。